NISAでの株式購入時の検討内容

資産運用

昨年よりNISA口座を開いて株式投資も始めていますが、その際の基準について、最近学んだことも含めて書きたいと思います。

事業内容が気になるか?

世間的な期待もありますが、自分自身が気になる事業をしている会社に投資したいですよね。

数値だけでなく、「この会社の事業に期待したい」「この会社の人たちの雰囲気が良かった」というような観点で選ぶと、もし株価が下がってもすぐに売るという気持ちにならないのではないかと思います。

もちろん、この価格以下になったら売るという気持ちも大事ですが‥。

配当利回り

NISAで投資をするにあたり、やはり配当利回りの高さは欠かせません。株価に関係なく手元に入る資金(インカムゲイン)に税金がかからず、そっくりそのまま入るので利用しない手はないです。

例えば、株価100円・利回り4%として、5年間NISAで運用すると、利回りだけで20円(元本に対して20%)が手に入ります。そうすると、株価が80円以上であれば多少下がっていても合計では得をすることになるため、NISA口座の株を売るというのはよほど下がった時ということも言えます。

もちろん黒字にならないと配当はありませんが、よほどのことがなければ配当は一定もしくは上がる方向です。

配当無しでも応援したい企業の場合は、NISAではなく特定口座での運用がおすすめです。配当がないため税金は株価による利益(キャピタルゲイン)のみとなるため、節税効果は小さいためです。

株主優待

配当利回りも高く株主優待もある企業は少ないですが、少しでもあれば考慮の対象です。ただし、NISA口座で保有するかどうかは少し考え、節税効果が小さいと思えば特定口座で保有することも考えなければなりません。

NISA口座のメリットは節税効果ですので、その点を考えて銘柄を選んでもらえればと思います。

ベータ値

最近勉強して知った値です。正確な計算方法は他に任せますが、簡単に言うと世間全体の株価指数との相関性と考えてもらって良いかと思います。

例えば、全体の株価が2倍となるとき、その銘柄が同じように2倍になる場合は、ベータ値1ということになります。

ベータ値が1より大きい場合はその銘柄の株価は2倍以上、1より小さい場合は2倍以下、マイナスの場合は逆に下がる(逆相関)といった感じです。

鉄鋼や自動車などの産業は1より大きく、インフラや医薬関係の安定した産業は逆相関となることが多いようです。

当然リスク分散という意味では、ベータ値も分散させたほうが良く、トータルでの資産増加の分散は狭くなり、安定的な運用益を出しやすいと考えて良いでしょう。

まとめ

NISAは120万円までなので、何に投資するのか迷うと思います。

事業内容、利回りを念頭に、ベータ値を振って銘柄選択というのが良いのではないでしょうか。

投資信託等ももちろん購入できますが、投資信託の配当を再投資する場合は非課税のため、NISAでのメリットは値上がり分だけとなります。

リスクはありますが、できれば株式や購入して配当を非課税として運用できたほうが良いのではと、個人的には思います。

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