運転姿勢を正しい位置にしないとすぐに疲れてしまいますよね。シートの硬さや角度も重要ですが、体格に合わせたドライビングポジションを維持するためにも、ステアリング(ハンドル)の位置の調整も重要です。
しかし、コストにもなるため、各社の対応は異なります。機構を含め、紹介したいと思います。
チルトステアリング機構とは?
ハンドルを上下に動かす機構です。シートの位置を上下したり、体格の異なる人が運転する場合に変更したことがある人は多いのではないでしょうか?
この機能は最近の車であれば基本的に搭載されています。運転しづらい高さでハンドルを握るのはしんどいですもんね。
テレスコピック機構とは?
ハンドルを前後に動かす機構です。ペダルを踏みやすくするためにシートを前後することは多いと思いますが、実は車種によりハンドルも前後に動かすこともできます。
しかし、コストがかかるためこの機構が搭載しれている車種はある程度の上級グレードの車種か、メーカーの思想によるものが大きいです。私の運転するコルトにはついておらず、長距離運転では肩や背中が痛くなってしまいます‥。
各社の搭載状況
現在私が検討している車種で、搭載状況を比較します。
チルトステアリング | テレスコピック | |
ホンダフリード | ○ | ○ |
トヨタシエンタ | ○ | × |
日産セレナ | ○ | ○ |
三菱デリカD:2 | ○ | × |
ホンダはフィットでもテレスコピック機構を搭載するなど、運転時の疲労軽減も重要と考えてるいると思われます。
トヨタはノア/ヴォクシーサイズ以上であれば搭載されるようで、シエンタには搭載しれていないのはやはり安価とするためと思われます。
日産もセレナサイズであれば搭載ですが、ノートには搭載されていません。
三菱(スズキ?)もデリカD:2(ソリオ)ではテレスコピック機構までは搭載しないようです。
各車種の試乗時の感想もまとめていますので、参考にご覧ください。
まとめ
運転時の疲労軽減にもなるテレスコピック機構ですが、なければないでどうにかなるので、小型車に搭載はされないのかもしれません。その中でホンダは重要な機構と考えている模様で、ポイントが高いと思います。
特にご夫婦で体格差が大きい場合などには非常に役立つと思いますので、テレスコピック機構の有無を確認して車選びをしてみるのもいいのではないでしょうか?
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