フリードプラスを新車で購入する方向に決めた上で、どのグレードを購入するか検討を進めています。ここではガソリン車とハイブリッド車で同じグレード(G・Honda Sensing)で比較してみます。
機能面の比較
フリードプラス G・Honda Sensingのガソリン車とハイブリッド車の比較で、主に異なるのは下記の点となります。
- シフトノブの形状
- ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器
- ヘッドライト
- (もちろん)燃費
ハイブリッド車はシフトノブを右上・右下・下などに動かしてギアを変えますが、その後シフトノブは元の位置に戻る形となり先進的なイメージを与えます。ガソリン車は従来通りの縦方向に動かしてギアを変える形となります。
ナビ装着用スペシャルパッケージ(ETC車載器)がガソリン車では標準装備されません。メーカーオプションとして装着する必要があります。ガソリン車でもクロスターでは標準なので、フリードプラスでは最も安価なグレードであるG・Honda Sensingの見かけコストを落とす作戦でしょう。
ヘッドライトもハイブリッドではLEDですが、ガソリン車ではハロゲンランプとなります。LEDは明るくて良いそうですが、雨の日に眩しかったり、付着した雪が溶けず視界が悪くなったりという話もあり、一長一短というイメージです。
燃費は当然ハイブリッドのほうが良いです(WTLCモードでガソリン車17.0km/L、ハイブリッド車20.8km/L)。WTLCモードで3.8km/Lしか変わりません‥。ハイブリッドシステムが一世代前のせいかもしれず、2モーターのe:HEVの搭載が望まれます。
価格面の比較(5年の残価設定クレジット)
WEB見積や実際の見積をもとに金額をまとめてみます。そのうえで、5年の残価設定クレジットで購入した場合の実質価格で見てみたいと思います。
ガソリン車・G | ハイブリッド車・G | |
メーカーOP | ・Cパッケージ ・ナビパッケージ | ・Cパッケージ ※ナビパッケージは標準装備 |
本体価格 | 2,297,900円 | 2,655,400円 |
ディーラーOP | ・ボディコート ・下回りコート ・フロアマット ・9インチナビ ・エンジンスターター ・ステアリングホイールカバー | ・ボディコート ・下回りコート ・フロアマット ・9インチナビ ・エンジンスターター ・ステアリングホイールカバー |
オプション価格 | 464,200円 | 464,200円 |
リサイクル・点検パック | 150,000円 | 150,000円 |
諸費用 | 123,170円 | 100,000円 |
合計金額 | 3,035,620円 | 3,369,950円 |
残価設定 | 710,260円 | 820,760円 |
実質金額 | 2,325,360円 | 2,549,190円 |
本体価格で40万円ほどの価格差があるガソリン車とハイブリッド車ですが、以下の点で価格差が縮まります。
- メーカーオプション:ナビ装着用スペシャルパッケージの標準装備有無
- 諸費用:燃費達成基準による免税有無(2年目も差額があるため、よりハイブリッド車が有利)
- 残価設定金額:ハイブリッド車の残価の高さ
実質金額が22万円程の差となりますが、やはりハイブリッド車のほうが高価です。燃費改善効果のみでこの差額を埋めることは厳しいでしょう。また、ハイブリッド用の電池の交換も気になっていましたが、ディーラーの営業さんによると交換したことはないそうです。長く乗るのであれば、ハイブリッド車も候補となるかもしれません。
※電池関係技術者として一言ですが、ホンダ車のハイブリッド用リチウムイオン電池(ブルーエナジー製)は、使用している材料の関係で耐久性には優れているので、その通りかもしれません。
まとめ
ガソリン車とハイブリッド車の比較をしてみました。
本体価格では大きな差でも、オプションや諸費用がハイブリッドでは安価となることから、実際の差は比較的埋まります。装備をよく確認して、どちらが自分にとって良いか判断する検討材料となれば幸いです。
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