先日会社のマネジメント研修を受講し、組織のマネジメントに関して勉強しましたが、家庭生活や子育てにも関わる良い話を聞いてきたのでメモとして残しておきたいと思います。
マネジメント研修
会社の委託先のコンサルの人を講師に迎え、2日間×2回の研修でした。ぱっと見はうさんくさいおじさんですが、話も面白く通常の研修と異なりほとんど話を聞いているだけですが、楽しい研修でした。
仕事への活かし方
いろいろな話を伺いましたが、印象的なコメントや今後につながると感じた点を書いていきたいと思います。
引き出しをたくさん持つ
マネジメントをするにあたり、引き出し(方策)をたくさん持ったいうお話です。
一つ作を試してみてダメならまた他の策を‥といった形で、同じ作戦だけではなく、人も違えば状況も違う中で、最適な作戦は異なるということで、いろいろな方策を持ち合わせていないとマネジメントはできないということでした。
具体的には、できない部下を教育するには、指示を出してやらせるという方法もあれば、自ら率先して姿を見せて教育するという方法です。それぞれの中でも、どういう風に指示を出すか、どういう姿を見せるかというのもいろいろあり、学んだり他者に意見をもらうなどして様々な方策を取る必要があるということです。
私自身も手のかかる部下がいるので、どうやって教育していこうかいろいろ考えるきっかけとなりました。
指示だけでなく相談・感化
マネジメントをするにあたり、単に強制的な指示や、目的を伝えて業務をさせるだけでは、期待した結果が得られず、場合によっては悪い結果となってしまうという話でした。
指示ではなく同じ方向を向かせて仕事を進めるには、部下を感化(考え方を変える)させたり、相談して意見を聞いて気持ち的なところから同じ方向を向くとうまく進みやすいということです。
感化させるには、下記のように進めると良いとのこと。
- まずは相手の考え方を聞く・把握する
- 相手の考え方を理解する・尊重する
- 自分の考え方を伝える・理解させる
- 自分の考え方を植え付ける・行動させる
皆さんも感じることがあると思いますが、上司から「○○しろ」ではやる気が起きませんが、こちらの考えを聞いて理解してくれた上で指示を出されると、なんとなく納得して言われた仕事をできるのではないかと思います。
私自身は指示した方が仕事が早く回ると思い指示をすることが多かったので、これからは部下の話も聞きつつ仕事をできればと思いました。(すべてそれが良いというわけでもなく、時と場合による使い分けやバランスも大事という話もしていただきました)
ありたい未来を思い描く
部下を感化させるとしても、自分がなりたい姿・ありたい未来を思い描いてないと、目標がなく部下へのマネジメントが一定せず混乱が起こるという話です。また、自分がありたい姿を浮かべ、ありたい姿の自分であればどのように動くのかを考え実際に行動することで、自分が望んでいる未来に近づけるという話でした。
仕事だけでなく家庭も同じ考え方という話もしていだだき、どちらかというと家庭を良い方向に待って行くのに重要な考え方かと思いました。
素早くフィードバック
部下にフィードバックする際には、すぐに大袈裟な程度に感謝したりしなければ伝わらないという話でした。
上司として、自分は感謝を伝えていると思っている割合は7割を超えていても、部下側は3割程度しか感謝の意を示されていないと感じているようで、認識のズレが大きいという話も驚きでした。
こちらも仕事よりは家庭(子育て)で重要なことかと思いました。日頃の感謝や褒めることは、少し大袈裟な態度で実施できればと思います。
家庭への活かし方
仕事のマネジメントの研修でしたが、家庭(子育て)にも通じる物を感じました。
どのような家庭(妻との関係性、子供との関係性)になりたいかを考え、
感謝や褒める時は大袈裟なくらいテンションを上げて、
相談する時は相手の意見を聞いて受け入れた上で自分の意見を言うかどうか考える。
そうすることで自分のありたい未来に近づけるのではないかと思います。
まとめ
会社の研修では業務に関わる点や課題的なところが多かったのですが、マネジメント研修ではこれまでと趣も変わり、仕事だけでなく私生活へも応用が効くような内容でした。
すぐに実践するのは難しいにしても、少しずつ改善して、仕事も家庭もうまく進むようにしていきたいと思います。
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